まず最初に申し訳ございません。
皆様にご好評いただいている不織布ワイングラスホルダー。その短納期/小ロット用の既製品につき、タイトルの通り、2019年5月現在エンジ色が品切れ状態です。
白色はまだ在庫がございますので、イベント等での使用を考えておられる皆さまには、生地色白でのご検討をお願い致します。

既製品ワイングラスホルダーについて、お客様によく尋ねられることに
・なぜ生地色が白とエンジ色しかないのか
・すぐにエンジ色が品切れになるのはなぜか

の二つがあります。
実はこれには(あくまでも弊社側の、ですが)理由があるのです。

白生地ワイングラスホルダーの一部

最近では企業や団体に限らずイベント等にもコーポレートカラーというものがあることが多く、それが厳密でない場合でも「うちの店はこの系統の色で」と決まっていることがほとんどです。これはもちろんインターネットの影響が大で、皆が調べ物にネットを使うのが普通になった昨今、大企業でなくとも自社サイトを統一する基本の色があるのと無いのではイメージに大きな違いがあるからでしょう。

弊社の既製品ワイングラスホルダーは先にも書きましたが「短納期/小ロット」を希望するお客様向けの製品です。フルオーダーメイドの場合でしたら、それぞれの色に合わせた生地色での製造が可能なのですが、既製品ではそうはいきません。そうなると、どうしてもお客様の希望される印刷色のほとんどに対応できる生地色、つまり白色を在庫しておくのが現実的なのです。
ただ、白生地に印刷するのに不向きな色ももちろんあります。例えば白生地に白色印刷は、デザインとしてはシックですが、視認性が低いのでイベント等の使用には(狙ってやる時以外には)不向きでしょう。

そんな白印刷用に控えとして準備するようになったのがエンジ色なのです。あくまでもメインの在庫生地色は白色で、エンジ色はサブですから在庫数も比較的少なく、そのせいで品切れがどうしてもエンジ色に偏るのです。
エンジ色に限らず、既製品ワイングラスホルダーに品切れが起こってしまうことそのものについては、グラスホルダー全般担当(と)の在庫管理の不行き届きが原因です。これまでにご迷惑をお掛けした皆さま、誠に申し訳ございませんでした。

代わりと言っては何ですが、エンジ色生地への印刷について一点Tipsをご紹介致します。
エンジ色生地への印刷で、皆さまが一番に候補にするのは先述の通り白色だと思います。
ただ、濃い色への薄い色の印刷、まして不織布生地には表面にデコボコがありますので、広い面積に印刷する場合など、白色では特にどうしても色むらが出てしまいます。

エンジ生地に白を印刷すると色ムラが出る場合も

そこでオススメしたいのは「金色」です。金色は他のインクより粘度が高いのでムラになりにくく、エンジ色に金色印刷の組み合わせはご覧の通りなかなかのもの。他の色と違って金や銀での印刷は別料金となることも多いですが、既製品ワイングラスホルダー限定で他の色と同価格で制作させていただきますよ。

エンジ生地に金色で印刷すると

お見積もり・お問い合わせ「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお気軽にお申し付けください。(と)

ワインと金色