年の瀬の慌しさが街を染めはじめる12月中旬、皆様そろそろ年末年始のイベントに向けての準備はお済みでしょうか?
オミクロン株の感染力や重症化リスクについての結論はまだ出ておらず、もしかすると「来年のイベントなんて」なことになる可能性も決して高くはない(と信じています)がゼロではない中、弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所でもお客様のご依頼による製作が山場を迎えております。
と、言っても納期に2ヶ月以上を必要とする提携中国工場での製品は、もちろんもう間に合いませんので、この時期急ぎでの製作物は既製品が中心になります。

各種フルオーダー製品の納期については、少し前にもこのブログで書きましたが、不織布バッグなどの提携中国工場での製作物については、今は特に条件が悪い時期になっています。
年末年始では日本国内が、来年2月頭には春節(旧正月)で中国や東南アジアが長期の休みに入ってしまう上、今年は同じ2月に北京オリンピックも開催されるため、例え今後のコロナ状況でのロックダウンやコンテナ不足、燃料の高騰、中国での電力不足、冬の荒天による貨物船の遅れなどの様々な不確定条件を抜きにしたとしても、現在、納期についてはなかなか正確なことが言えない状況です。
来年度からの使用を考えてこの時期にご発注いただくお客様ならもちろん問題はありません。でも年明けから使いたいと考えておられるお客さまからのお問い合わせには「本日ご発注いただいたとしても、お手元に製品がお届けできるのは早くて2月末から3月上旬、もしかすると3月下旬になります」と回答せざるを得ないのがこの時期なのです。

さて、これまで否定的なことばかり書きましたが、もちろん打開策がない訳ではありません。
例えば、そもそも不織布バッグではなく紙製品ポリの手提げ袋に計画を変更する事で納期の短縮は可能ですし、フルオーダー製品の製作を進めておいて、それまでの間に他の素材の製品や既製品で代用するという手段もあります。

フルオーダー不織布エプロン

例えばこちらの不織布エプロンは、ごく最近納品させていただいた物ですが、納品前の代替には先日ご紹介した既製品の不織布エプロンが役立ってくれましたし、

既製品不織布エプロン

別件で現在進行中のオリジナルグラスホルダーについても、すでに納品までは既製品ワイングラスホルダーを活用するという方向で話が進んでいます。

不織布ワイングラスホルダー

こちらについても完成の際にはご紹介させて頂きます。
〝納期で困った時には別素材/既製品〟「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお問い合わせ下されば、良い妥協点を見つけ出すために最大限ご協力させて頂きます。
もちろんお困りでない時にも「これはどうだろう」「こんな物は作れないか」があるようでしたら、メールやフリーダイヤルでお気軽にお問い合わせ下さい。

おまけ
クリスマスももうすぐですが、年末進行のバタバタが続く身にはゆっくり楽しんでいる間もなさそうです。先日の健康診断で肝機能に全く問題が無かった事を寿ぎ、美味しいお酒でも楽しみましょうかねぇ。

ウイスキーの陳列