ワインや日本酒に限らず、ビールやウイスキー、クラフトジンなど、お酒に関するイベントが毎週のように開かれるこれからの時期。という事でお酒関連の製品を紹介する本企画(第一回第二回第三回番外編既製品編)を、久しぶりに再開してみます。

まずご紹介する第一の製品はこちらの保冷バッグ。

ポリ600D+PVC保冷バッグ

複数の一升瓶を持ち運べる縦420x横280xマチ120mmのサイズで、ポリ600D+PVC製の頑丈な生地を、発泡ウレタンとアルミ蒸着で内張りし、口部分にファスナーをつけた、しっかりとした作りが特徴のバッグです。

一升瓶が複数入るサイズ

生地が薄く柔らかい不織布バッグなどよりは単価も上がってしまいますが、その分、長期にわたって日常使いにも活用できるため、酒造メーカーだけでなく小売酒販店様や、もちろんイベント参加の記念品としてもおすすめ。最小ロット500枚からのフルオーダー製作ですので、生地色やサイズはもちろん、持ち手をショルダーサイズに変更したり、ポケットを追加する等のカスタマイズも自由に可能です。

次にご紹介するのは、ウイスキーイベントのために製作されたコットンバッグ。100枚から製作可能な既製品です。

イベント用のコットンバッグ

こちらは前出のフルオーダー製品とは違い、決まった製品に好みの名入れをするタイプ。持ち手の長さを変えるなどのカスタマイズは不可能ですが、様々なサイズの既製品から、自分の目的にあった製品を選ぶことができます。小ロットからの制作が可能で、またすでに出来上がっている製品に印刷するだけなので、フルオーダーメイドよりも納期が短いのもメリットといえます。いったん既製品で製作を始めて、その後にフルオーダーメイドに変更するといった使い方もできるのが便利です。

さて、三番目にご紹介は今年も好評販売中の不織布ワイングラスホルダー。とは言っても通常の底マチ形状の製品ではなく、フルオーダーメイドで製作したお客様オリジナルの角底タイプワイングラスホルダーです。

昨年版と今年版のワイングラスホルダー

今回ご紹介のポイントは、昨年版との違い。昨年の製品は、ホルダーの口部分を、生地を切ったそのままの状態にしていました。これは単価を下げるためもあったのですが、口部分に口折やバイアス縫製を行うと、袋のサイズもあって輸送中にシワになりやすかったりきれいに折りたためなかったりすることを危惧しての処理でした。ところが実際にお客様がお使いになったところで、グラスをしっかりと保持するために、口部分のバイアス縫製があった方が良いという要望があったとの事で、今年版は口部分にもバイアス縫製を行なっています。首かけ紐の長さ調節金具もあって、こちらのイベント用の製品としては一応の完成形になったのではないでしょうか。

さて、今回もお酒関連の三製品を紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか?
製品の形としてはオーソドックスながら生地の選択で頑丈さを求めた保冷バッグや、気軽に製作できるだけに名入れのセンスが問われる既製品コットンバッグ、そして実際に使用した意見を取り入れて改良が続くグラスホルダー。いずれも方向は違ってもお客様の創意工夫が形になった製品です。弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所も、その創意工夫に少しでも役立つよう、努力させて頂きます。お問い合わせ、お見積もりのご依頼をお気軽にお願い致します

おまけ
土佐国の画像再び。
路面電車のある土地って良いなぁと実感しました。

路面電車の高知城前駅にて

市民の足でありながら、乗合バスとはちょっと違う。丁寧に使っているのであろう古い車両に出会ったりすると、大事にされている様が想像できて嬉しくなってしまいますね。

古い車両の履歴書