今年は珍しく年末のギリギリまで少なくない数のお見積もりの依頼やお問い合わせをいただき、配送や納品などの年末進行のバタバタと相まって、クリスマスも終わり、今日が最終日だというのに業務が山盛り、机の整理などする間もないようです。

弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所の年末年始の休業日ですが、今年は明日12/27(土)から来年1/4(日)までとなります。冬季休業中は残念ながら作業の進行はもちろん、お問い合わせへの対応もできませんが、年明けから順次対応を進めさせて頂きますので、お問い合わせフォーム等からのお見積もりのご依頼など、お気軽にお願い致します。
さて、今年製作させていただいた案件で記憶に残っているものといえば、まず浮かぶのが自動車学校/ドライビングスクールのお客様が増えた事。

今年はこれまでになかった数の自動車学校/ドライビングスクールからお問い合わせをいただき、かなりの方に新規顧客となって頂きました。
弊社をお選びいただいた理由をお聞かせいただいたところ、「これまでは既製品を使っていたが、学校独自のカラーが出したくなった」、「使ってもらう上で便利になるように細かいところだけれどカスタマイズしたかった」といったお話をうかがうことができ、フルオーダー製作をメインでやらせていただいている弊社としては、非常にありがたい話です。自動車学校/ドライビングスクール様に限らずバッグやその他の製品をオリジナルで作る流れが、来年もこのまま続くことを祈っています。
オリジナルといえば、今年はお酒関係のメイン担当として興味深かったのが『一升瓶が二本入る不織布バッグ』という、なかなか珍しいサイズの不織布バッグを、それも二件のお客様から製作させていただいたことでしょうか。
佐渡島の日本酒蔵のお客様からは、大中小の三サイズで不織布バッグの製作依頼を受け、そのうちの大サイズがまさに『一升瓶が二本入る不織布バッグ』。同じデザインでシンプルな構造のすっきりとした不織布バッグは、醸される日本酒ともよく合ったものになっているのではないかと思います。

もう一件は岐阜の同じく日本酒蔵のお客様で、こちらは一升瓶が二本入るサイズの不織布保冷バッグを、四合瓶を六本入れるサイズの同じく保冷バッグと共にご発注頂きました。保冷裏地と口部分のファスナー、内部の仕切りにPPベルトの持ち手と、先述のバッグとはサイズ以外ある意味対照的なしっかりとした作りが、こちらも造られる酒に似合ったものではないかと考えます。

中国人観光客その他のインバウンド効果ももちろんあるのでしょう。しかし自宅近辺にも各地の日本酒とアテを楽しめる店が増えてきていて、どこの店も意外に若い人たちが楽しんでいる光景を見ることが増え、日本酒へ流れが向いてきているのかなとも思います。ともあれ酒米の価格があまり高くならないことを、個人的には切に願っています。
さて、新年まであと一週間を切り、年末も大詰めです。皆様にとって今年はどんな年だったでしょうか。世界各地で戦争が続いたり新たに起きたりするだけでなく、気象変動の影響でお米や熊の問題も起きました。来年はきっと良い年になると、根拠もなく能天気に盲信しつつ、今年最後のblogを終わります。
おまけ
先日訪れた大阪と京都の境にあるジビエ料理のイタリアレストラン。今回いただいたワンプレートランチも鹿肉と他の素材との相性がよく(水菜が美味しかった!)、次は晩ご飯で行ってみようと計画しています。でも素面でももちろん、酔って熊に会うような状況は避けたいなぁ。



