糸巻き台紙

不織布バッググラスホルダーへの印刷について書いた「不織布製品への印刷方法について」やタイトルそのままの「紙袋の印刷について」「印刷に使う色についての基本」に続く印刷Tipsシリーズ。今回は下げ札・タグや台紙など、弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所で取り扱っているものの中でも、小さいサイズの製品への印刷についてご紹介いたします。

 

下げ札・台紙の製作手順

下げ札・タグや台紙は、上の図のように元になる紙をいくつかに断裁し、それらに印刷した後、抜き型で抜いて(単純な四角なら単純にカット、必要なら糸通しなどして)完成します。
上の図では元の紙を8つに断裁し、その紙一枚に4x5の20枚印刷していますので、元の紙を100枚とすると、出来上がり数量は100x8x20の16,000枚。各工程での失敗や予備を考えると約15,000枚ということになります。

ここでポイントとなるのは、一枚の紙に印刷する複数の下げ札・タグなり台紙は、同じ印刷でなくても良いというところ。

印刷による枚数調整

例えば上の1.のようにAからEまでの5種類を同時に印刷したりする(この場合、出来上がり数量はそれぞれ約3,000枚となります)ことも可能ですし、2.のようにAとBが約6,000枚ずつにCを約3,000枚といった出来上がり数量の調整もできます。何でしたら全て違う図柄の20種類各約750枚などといったことも可能です。
上の図ではわかりやすくするために一色の画像にしていますが、もちろん色違いのバリエーションを作ることもできますし、(工程が複雑になり間違う可能性が増えるので)お勧めはしませんが、一枚の紙に複数の型を混在させて印刷することも不可能ではありません。

ここで、「上の図ではA〜Eが縦に並んでるけど、横並びの5枚ずつ4種類は駄目なの?」と思った方もいると思います。結論から言うと「駄目ではないが、できればやらない方向で」となります。というのも印刷の際、可能性はあまり高くないものの、もしインクの配合にムラがあったりした場合に、印刷するローラーの場所によって印刷色が微妙に変わってしまうことがあるから。
黒一色の文字や柄等ではほとんど違いはわかりませんが、色のベタ印刷だったりした場合、下の図のように色の違いが(もちろん下の図は誇張していますが)でてしまいます。それぞれを個別に見るとわかりにくいものですが、比べるとほんの微妙な違いでも意外に目立ってしまうのです。

レイアウトによる印刷の違い

ということで、下げ札・タグや台紙を作る際のちょっとしたTipsを紹介させていただきました。

夜桜と月

季節は春、新しいことを始めるにはぴったりのシーズンです。
他にも製作上のポイントはいくつもありますので「オリジナルのこんな下げ札・タグを作りたい」「こんな台紙はオーダーメイドできないか」などがある方も無い方も、お気軽に弊社にお問合わせ下さい。
もちろんこれら以外の不織布バッグ紙袋グラスホルダーポリ袋等でも、お客様のご希望にできる限り応じた品を製作させていただきます。お見積もり・お問合わせ「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までよろしくお願い致します。(と)


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