今日から3月。中国の春節明けで年度末のこの時期には、弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所では皆様の新年度に向けたバッグ類や包装資材、それも短納期での依頼が多くなります。そのため中国工場製作の不織布バッグ以外の手提げ紙袋ポリ袋などでも、フルオーダーメイドでは間に合わずに、既製品へのロゴ印刷を依頼される割合が非常に高くなります。
そこで、今回は不織布やコットン、ポリ製品などへのシルクスクリーンを使った単色印刷についてのお話しです。

不織布バッグなどへのシルクスクリーン印刷

以前もこのblogで『不織布製品への印刷方法について』と題して、不織布バッグ類への印刷の話を書きましたが、そこで書いた3種類の印刷(シルクスクリーン印刷・熱転写印刷・PPフィルムへのグラビア印刷)のうち、シルクスクリーン印刷については“グラデーションなどの濃淡の表現ができないので1色や2色のくっきりとしたロゴマーク等を印刷する時におすすめです”と書きました。

シルクスクリーン印刷はグラデーションができません

しかし、インクの濃淡でグラデーションは表現できなくとも、階調表現(らしきもの)の印刷は決して不可能というわけではありません。
例えば下記のイラストをご覧下さい。

これらはシルクスクリーン印刷が可能

これらの3種類のロゴマークは、どれもインクの濃淡は変わりませんが、インクの面積でグラデーションを表現しています。漫画のスクリーントーンやカケアミのようなものでしょうか。
このような印刷は、弊社製作の配布用サンプルバッグでも下画像のように活用したりもしていますし、

サンプルバッグの水玉模様

階調ではない単純な濃淡だけの表現でしたら、フチだけの印刷と中までのベタ印刷で、このように表現することもできます。

濃淡だけならこのようにも

当然、会社や学校のロゴマークなどについては、それぞれのCI(コーポレートアイデンティティ)で細かく制定されていることが多く、イベント用のバッグなどで勝手に決まりを破ることは許されないかもしれません。
ただ、ロゴマーク以外のイラスト等でも、同じように上記の手法は使えますので、特に来月からの新年度で、新たにそういったもののデザインを担当することになった方にとっては覚えていた方が良い情報かもしれません。

上記の手法以外にも不織布製品への印刷については、色々と『これならOKだがこちらは難しい、でもこうすれば同じようになる』といったテクニックもありますので、「不織布にこんな印刷をしたいのだが」や「印刷でこんな表現は可能か」といったお問い合わせは、お気軽に弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお寄せ下さい。もちろん、不織布等へのシルクスクリーン印刷以外でも、お問い合わせ・お見積もりのご依頼をお待ちしておりますので、よろしくお願い致します。

おまけ
最近では日経平均株価がバブル期を上回り、このままいけば4万円代も、などと話題になっていますが、中小企業、まして弊社のような輸入品が業務の少なくない割合を占める会社では、円安の方がどうしても話題になりがち。大幅な賃金アップなんて来るのかなぁと遠い目をしてしまいます。いやはや。

遠い目