これまで何度も書いているように、この秋には全国でワインや日本酒など色々なお酒のイベントが行われるようで、特に今月は、担当(と)が驚くほどの勢いで、不織布ワイングラスホルダーお猪口ホルダーオリジナルサイズのグラスホルダーが売れています。

オリジナルの仕様でグラスホルダーを

今回のブームの波は、お客様が皆、オリジナルサイズやオリジナルの生地色でのホルダーを求める傾向が強いようで、それに伴い製作を依頼する提携の中国工場へも、今月は「○○日のイベントに使う予定で○○枚を作って欲しいが、間に合うように製作するには、いつまでに発注すれば良いか?」や「とりあえず全数は必要ないので、なんとか1/3量だけは○○日までに納品してもらえないか」、「通常の製作指示の量を大幅に越えているが、工場はまだ大丈夫か」などの連絡をすることが非常に増えました。

ただ、お客様には申し上げているのですが、中国の工場から製品が日本に運ばれるのは貨物船を使ってのことで、今月の製作開始で日本に来るのは9月。となると心配なのが台風です。納期に余裕がある場合には、台風で例えば一週間納品がずれても大丈夫なように予定を組むのですが、そうでない場合はどうしようもありません。あらかじめその旨を伝えて、もしもの際は諦めていただく前提で製作に入ります。

そんな納期ギリギリのお客様には、本来でしたら既製品の利用をお願いするのが筋。ですが、今年は特に既製品のワイングラスホルダーお猪口ホルダーでは物足りないというお客様が多いのです。
そこで今回は、フルオーダー品に対する既製品使用のメリットをご紹介します。

まず第一は、納期が安定していること。中国工場での一貫製作ではなく国内在庫している製品に国内の印刷所で名入れしますので、ご発注から納品までの日数が一年を通じてほぼ安定しています。また、中国からの貨物船での移動日数がないので、最終的な納品日に少しは無理も利くところもメリットです。納期そのものも、フルオーダーメイド製作の2〜2.5ヶ月よりも大幅に短く、数量にもよりますが、印刷有りで約一ヶ月、印刷無しでしたら一週間以内にお手元にお届けできます。
第二は価格が安定しているところ。以前このblogの『為替レートのせいで!』でも書いたように、中国での製作価格が前回と同じでも、レートが変われば国内での価格は変わってしまいます。円高の際は価格が下がって良いのですが、逆に円の価値が下がると、どうしようもないところで原価が上がってしまい、売値に反映せざるを得ません。それに対して、既製品の不織布ワイングラスホルダーは少なくともこの6年ほど、同じくお猪口ホルダーは発売当初の2019年から販売価格を変えていません。

そしてもちろん、これまでにも毎回ご紹介してきた通り、フルオーダー品に比べて小ロットから製作が可能なところも利点と言えるでしょう。フルオーダーの場合は最小ロット500枚〜で、それも例えば色違いの二種類を作ろうとすると500x2の1,000枚が最小ロットになってしまいます。対して既製品のワイングラスホルダーなら、在庫色は白とエンジしかありませんが、最小ロット250枚〜ですので2色合わせても500枚で製作可能。イベントの可能性が広がるのではないでしょうか?

毎年イベントなどで在庫が大きく減る既製品の不織布ワイングラスホルダーお猪口ホルダーですが、今年はフルオーダー希望のお客様が多いためか、現時点でワイングラスホルダーの白生地・エンジ生地とも2,500枚以上の在庫が、紺色生地のお猪口ホルダーも1,000枚ほどの在庫がございます。
価格も諸事値上げの昨今ですが、変わらずワイングラスホルダーは印刷有り単価200円、印刷無しは単価150円 、お猪口ホルダーは印刷有り単価150円、印刷無しだと単価120円で販売しています(別途初回版代や送料、消費税がかかります)。

既製品不織布ワイングラスホルダーとお猪口ホルダー

この秋のイベントに不織布グラスホルダーを使おうとお考えの皆様、ぜひ既製品のご利用もご一考ください。
また、同じく既製品の不織布バッグ不織布エプロンフルカラー印刷可能なポリ手提げ袋などもございます。急ぎの際にも安心な既製品をという方は、ぜひ「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお声がけ下さい。よろしくお願い致します。

おまけ
猛暑の日々が続きます。皆様方におかれましては、体調不良や熱中症、寝不足などによる不注意の怪我などにくれぐれもお気をつけ下さい。

南の島の青黒いまでの空が恋しい!